＊お子様のピアノのレッスンで気をつけている事は、姿勢、指の形等の基本的な、フォルムです。腕の重さを重力に逆らわず、指先に持ってゆく形を作ってゆけば、自然に響きの良い音になってゆけます。ピアノを嫌いにならない程度に、繰り返し、指の形や姿勢の注意をしております。
又実際に講師が、その曲を弾いて生徒さんに聴いていただく事も大切な事だと思っております。上級者の場合は、楽譜を見ながらＣＤを一緒に聴いたり、コピーをお渡しして聴いていただく様にしております。勉強している曲の完成形をイメージしながらレッスンしてゆくことも、方向性を見失わない為にも、大事な方法だと思われます。
＊楽譜を書けるようにしたり、読めるようにしたり、聴音等のソルフエージュも、レッスン中に行い、将来音大を受験されたりする事になっても慌てないように、又総合的な音楽力が付いてゆくように、努力しております。
＊バイエル６０番を過ぎた方より、ヤマハグレード１０級Ｂコースの問題集を教材に取り入れ、ご希望により、受験して頂いております。伴奏付けや聴音を体験して、総合的な音楽力つけて頂けたらと思っております。和音の勉強をする事で、音楽の理解力を深め、将来的には、作曲等を通じて、音を表現してゆく力を付けて頂く事も、目指したいと思っております。（ご希望により、５級まで対応しております。
＊学校での合唱の伴奏等も出来れば、記念になると思いますので、推奨しております。又、レッスン後の講師と生徒さんとの会話も、関係を深め、レッスンの充足の為にも大事な要素だと思っております。お子様によっては、不調な時期もございますので、お茶やお菓子をご一緒して、保護者様ともご相談の上、レッスンの歩みを緩める場合もあります。又中学生以上の生徒さんは学校での音楽の成績がより良くなるように試験のフオローをさせていただいております。
＊大人の方は、それぞれのレベルに応じて、音楽に対する思いや夢を見失わないように、形に拘り過ぎないように、楽しいレッスンを心がけております。お好きな曲に取り組んでゆくお手伝いが出来ればと思います。大人の方はグループレッスンもしておりますので、ソロと連弾アンサンブルを行っています。時には、ＣＤを聴いたりするリスニングレッスン、曲の分析をして、その曲の理解を深めています。大人の方のレッスン後には、主婦の方であれば、子育てのご苦労話などを、お茶を飲みながら歓談して終了し、お忙しい日常の中の気分転換にもなれるよう努力しております。
＊年中行事といたしましては、毎年１２月に会員の方同志の親睦を深めるために、クリスマス会を開催してまいりましたが、コロナ禍の為現在クリスマス会＋クリスマスコンサートとクリスマス会＋ミニ発表会及びホールでの発表会は中止しております。過去には、パルテノン多摩小ホール・稲城Ｉプラザホール等でピアノ発表会を開催して参りました。
＊発表会のソロの選曲は、講師と相談し、会員の方のお好きな曲がございましたら、１曲はその曲をなるべく選曲し、もう１曲は、講師のお勧めのクラシックの曲で、構成させていただくようにしております。連弾は、会員の方と、会員以外のご家族の方との組み合わせでもご出演いただき、思い出深い発表会になりますようプログラムを構成致します。ご出演の生徒さん全員がソロ演奏・連弾・合唱に参加の予定です。尚発表会につきましては、コロナの感染状況により再開して参ります。
【講師・鈴木直美】
国立音楽大学教育音楽科卒業・ピアノ・エレクトーン・指導グレード ５級
